【フィンランド】ヘルシンキ観光

【セレブおばさまに出逢う】

フィンランド、2日目。時差のせいで日も昇らぬうちに目が覚める。

この日は寝台特急で北極圏の街ロヴァニエミまで移動するので、それまではヘルシンキ観光することに。

ホステルをチェックアウトし、とりあえずトラムで中央駅に向かう。

早朝に目覚めたせいで移動してもまだ朝の7時半！冬のヘルシンキはまだうす暗い。

列車の出発地となる中央駅のロッカーに荷物を預け（３ユーロ）、フェリーで世界遺産のスオメンリンナ要塞へ。

※ホステルへ戻る手間や交通費を考え、ホステルには預けずにロッカーを利用しました

フェリーに乗り込むと、周りの人たちとはあきらかに違う空気をまとった超ゴージャスな日本人らしき夫婦が私の向いの席へ。。

すると、

『日本人の方ですか』

と突然セレブ夫人に声をかけれたワタシ。

見た目とはウラハラにとても気さくな方でお話をしているうちに仲良くなり、『これからご一緒してもいい？』と言われ、ゴージャス夫婦と雪山登山スタイルのどう見ても釣り合わないワタシの３人で観光することに～！

そんなちぐはぐ感はさておき。

スオメンリンナは１７４８年に建設された海の要塞。

最初はロシアから守るために作られたのだそう。

多くの大砲がそのまま残され、地下壕などもありました。

川なんて完全に凍っちゃってます。

暖かい季節だときっと気持ち良く散策できるんだろうけど、こんな極寒の時期だからこその風景もいいものでした。

セレブおばさまとお話しながら１時間ちょっとかけて島を１周して、博物館もまだ開いていない時間だったので中心部までフェリーで戻ることに。

そしてここでセレブご夫婦ともお別れと思いきや、まさかの『今日はあなたについて行く』発言を受け、このあとも釣り合わない３人で観光することに！！

こちらは港すぐそばのマーケット。

野菜や肉魚、パン、などいろんなものが売っていて見ているだけで楽しい！

しかもキレイ。無臭。

私が知っている東南アジアのマーケットはたいていゴミが散乱していて高確率でドリアンの匂いがする。

そんな無臭なマーケットでサーモンのマリネや酢漬けなど、ひとりでは決して食べないであろう逸品をセレブ婦人にご馳走になる。

お腹が満たされた後はヘルシンキ大聖堂へ。

一瞬だけど、青空が見えました！

実は１週間滞在した中でこれ以降に青空を見ることは一度もなく、貴重な晴れ間となりました。このときはそんなこと思いもしなかったですけども。

大聖堂～アテネウム美術館を見学後、夫人が少しお疲れのようだったので、２番のトラムに乗ってぐるりと車窓観光。途中のハカニエミで降りてハカニエミマーケットに立ち寄り、中央駅へ戻ってきました。

ここで、セレブ夫婦とはお別れ。

一人で好き勝手に歩き回るのもいいけど、会話をしながらの観光もたまにはいいものですね☆

フィンランドには『ヘルシンキカード』という観光に便利なカードがあります。公共の交通機関や観光地の入場料などが無料になったり、ヘルシンキバス観光（約２時間）にも無料で参加できたりします。ただ、４４ユーロと高かったので、私は購入しませんでした。ラクして観光したい人にはお勧めです。HPから直接予約すると３ユーロ安くなりますよ☆